XPエクストリーム・プログラミング実践記―開発現場からのレポート

XPエクストリーム・プログラミング実践記―開発現場からのレポート (The XP Series) 読了。ライブ感あふれる一冊。
# コーチに聞いていた箇所は、思ったほど衝撃的ではありませんでした。(^^;

そのかわりに、いちばんショッキングだった文はこれ。

最初にプロジェクトの全体像を「考えない」ことに起因する、すべての恐怖を無視する必要がある

以下はメモ

  • 必ず顧客が受け入れテストを書くこと
  • ストーリーと見積があって初めて、計画を変更すること
    • プライオリティのために、(ストーリーを書き、見積もるという)プロセスを放棄してしまった
  • インフラを事前予測してはいけない
    • 間違い: インフラはどのプログラムでも必要と考え → 先に(先行型で想像して)作った
      • 間違った安心感を作り上げる
    • 先行してインフラを作るよりも、インフラを使うコードに、インフラが必要とする内容を教えてもらうべき

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  • プログラムの2つの価値
    • ユーザがプログラムの機能から得る価値
    • プログラムの構造に固有の価値
      • これが無視されると、プログラムを読むこと・維持することが難しくなる。→時間が経つと捨てられるかも。

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雑感

  • 結局サーブレットの自動テストしてないYO!
  • サーブレットインスタンス変数使ってるYO!
  • 『顧客はシステムを目にして初めて「自分が要求した機能は本当に欲しがっていた機能ではなかった」と実感することが多い』は、要求探索を途中で放棄してるようにも思われる...